フカフカがーる、絶賛稽古中。
天野でございます。
現在、僕の所属する劇団「放電家族」では10月に行われる第拾肆回放演『フカフカがーる』(公演特設サイト)の稽古真っ只中です。
手前味噌ですが、今回は役1ヶ月半後に迫ったフカフカがーるの魅力をお伝えしたいと思います。
1. 放電家族作品群のコア
この作品は2009年に名古屋の七ツ寺共同スタジオで初演され、現在の放電家族のスタイルを決定した作品です。
放電家族のスタイルとは、
- パネルさえ置かない完全素舞台
- 全身黒装束の没個性的舞台衣装
- 身体表現とパイプ椅子による空間表現
と、こんな感じ。
パントマイムとシュールなシーン作りで、表現の分類としてはいわゆる「アングラ系」とか「身体系」と呼ばれる手法を使いつつ、ギャグや下ネタ、最後にひとつに繋がるストーリーは、アングラ系の作品なのにとっつきやすいとのご感想をいただき、その後しばらく放電家族の作品は【アングラ・ポップ】と呼ばれていました。
実際の事件事故をモチーフとした(あくまでモチーフですのでノンフィクションストーリーではありません)作品づくりも、ここからスタートしています。