FMPiPi Twilight Way 連動企画スタート

毎月第1・3・5金曜日に天野順一朗が担当する FMPiPi Twilight Way(17:00~19:00)内のコーナー「東濃芸人発掘プロジェクト(略称:東芸プロジェクト とうげいぷろじぇくと)」のページです!

芸人、会場を募集します!

経験・未経験は問いません。みんなで協力し、面白いことを推し進めていく情熱をもった方を探しています。また、定期的にライブを開催できる会場も探していますが、いかんせん潤沢な資金があるわけではありません。会場費やスケジュールなどご相談できるライブハウス・イベントスペースもあわせて探しています。

とはいえ、まずは芸人が揃わないことにはどうすることもできないので、お笑いやってみたい人、やってた人、このページの一番最後のフォームよりお気軽にご連絡ください。

多治見の芸人たちによる「地域密着お笑いライブ」を目指す

芸人になろうと思えば、メッカである大阪、もしくはチャンスを求めて東京へ行くことがスタンダードな考えだと思います。私は2007年、名古屋のお笑いプロダクション・LMBプランニング(現・どっかんプロ)に入り、芸人としてのキャリアをスタートしました。以降、多くのステージを経験する中で、より上を目指し上京するもの、芸人活動に区切りをつけるもの、多くの芸人たちを見送ってきました。

私自身も、賞レースへのチャレンジや全国放送のドラマへの出演など、いわゆる中央進出こそが芸道の目標であり、唯一の目的地であると考え活動してきました。そんな私の考えに変化を与えた出来事が2つあります。

イベント出演の様子
コロナ禍で感じた「地方からも発信できる」という思い。

2019年の新型コロナウイルス感染症のまん延は、多くの価値観を改める機会となりました。多くは命にかかわることやクラスターを起こしたエンタメ業界へのバッシングなど、負の要素でしたが、リモートワークや動画配信をはじめとする「そこにいなくても発信できるツール」の一般化は、地方在住であっても面白いことを世の中に放り込めるチャンスを生み出しました。

そんな希望を満たせる条件はすでに整っているのです。「まだ自信がないから腕試ししたい」、そんなニーズもあるかもしれません。それに応えられる、地方でのお笑い定期ライブの開催が、いつの間にか夢になっていました。

37歳でがん発症、地元を見つめなおす機会に。

2021年、私は局所進行性直腸がん(ステージ3C)と診断されました。当時37歳、下の娘は生後まだ1週間ほどでした。

手術は無事に成功し、私は永久ストーマを造設したことでオストメイト(人工肛門保有者)になりました。

地元の愛知県から、妻の故郷である岐阜県多治見市に引っ越してきたのが2014年。術前術後と自宅で過ごすことが多くなり、私は自分の暮らす多治見市で何かできないかと考えるようになりました。妻や子供たちの地元は、もはや私にとっても大切な故郷になっているのです。

手術は成功したとはいえ、いつ転移や再発が起こるかわかりません。その漠然とした人生の時間制限は、ある意味で私を動かす原動力となり、FMPiPiのパーソナリティオーディションなど、地元で活動する契機となったのです。

家族に、友人に、芸人や表現者としての姿を残す。それがこのプロジェクトの動機でもあります。

退院し、久々の自宅で
お問い合わせ

以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。

また、出演芸人としてエントリーを希望される方は以下の注意事項をよく読んでおいてください。

  • 出演にあたってチケットノルマを設定する可能性があります。現時点で想定してるノルマは「出演芸人1人につきチケット2枚(チケット代1000円を想定)」です。お客様を2名呼べれば2000円は全額戻ってきます。それ以上のチケットバックについては会場との交渉次第になります。
  • 18歳以下の出演希望者は保護者の同意が必要です。
  • 反社会的勢力の構成員でないこと。

そのほかの規定については順次アップデートしてまります。また、現時点でお笑いライブの開催予定は立っていません。これから一緒に立ち上げる仲間を募集しているのです。みなさんのご参加、お待ちしております!